よく聞かれる事なのでアウトプット出来るかも、と思い思考を巡らせる事およそ前回の更新から10日。
全く関係ない早川SF文庫のスワロウテイルシリーズを今さら読み始め、「やっぱSFやわー」と堪能している謎のオウンドメディアもどき運営者、Shinnojiです。僕はいつも前置きが長いと言われるので早速本題です。
記事のタイトルにもあるように、「Shinnojiは何でアフィリやらへんの?」「それだけ収益挙げてるのに独立しないの?」等、もう耳にタコが出来るくらい言われ続けているコレですが、基本的に僕の考えている事を言うと、
会社でやってる事がほぼアフィリエイトと変わらないからです。
全く関係ない早川SF文庫のスワロウテイルシリーズを今さら読み始め、「やっぱSFやわー」と堪能している謎のオウンドメディアもどき運営者、Shinnojiです。僕はいつも前置きが長いと言われるので早速本題です。
記事のタイトルにもあるように、「Shinnojiは何でアフィリやらへんの?」「それだけ収益挙げてるのに独立しないの?」等、もう耳にタコが出来るくらい言われ続けているコレですが、基本的に僕の考えている事を言うと、
会社でやってる事がほぼアフィリエイトと変わらないからです。
僕はぶっちゃけ自分のサイトも思いっきり公開しているので、知っている方は既にご存知かもしれませんが「365がぁる」という恋愛をテーマに重きを於いたメディア。
そして「あんりあ」と言う不倫や浮気、女性のいけない部分について触れるこの2メディア。にプラスして、元々僕が入社する前から運営だけされていて何のマネタイズも出来ていなかった「Applision」という媒体も今は僕の運営下にあります。
悲しきかなこの3つのメディア運営、運用のすべてを前回の記事で言ったように事務所の端っこで一人で黙々とやっている状態です。
しかも、これもすべて元々実はマネタイズするなんて予定は無かったのです。ただ会社の方針で「女性の集客をしたい」と言う要望を受け、「なんとなく会社内でSEOを一番理解してる」と思われていた僕にその任が与えられただけの話でした。
でも僕自身、今まで色々なサイトを制作してきましたが、「女性に特化したサイト」と言うのは初めてで、ちょうど去年の今頃でしょうか。
まず自分自身男やし、どこから考えたら良いかわかんねえw
と言うのがぶっちゃけた所でした。もちろんアフィリエイトやSEO自体は好きなので日頃から情報収集は常にしていたのですが、やっぱり女性となると「美容/エイジングケア」「ダイエット」「酵素」「バストアップ」「婚活」「ナイトジョブ系」「BL/TL」etc...。
このような様々なニーズがあるわけですが、見ての通り全部激戦ジャンル、レッドオーシャンですよね。また後々に「アダルトグッズは女性の方がネットで買う」とか、そういう知らないニーズもありましたね。
こんな所に後発で参入するなんてナンセンス過ぎる
と当時は思っていました。それこそ横山三国志ではありませんが「猪武者」も良い所です。
そして時々Twitterでつぶやきますが、今でこそこうやってメディア運営をして飯を食っている自分ですが、僕は今まで覚えてきた現場で使う言語やツールなどは、全部独学です。
HTML/CSS/JavaScript(JQuery)/SEO/FLASH/PHP/MySQL/WordPress/PhotoShop/Word/Excel ...まだあるかもしれませんが、とりあえずWEBに関する知識は全部独学です。
ちなみにMovableTypeとIllustratorは個人的に滅茶苦茶苦手です。イラレなんて消えてなくれwwwwwwwといつも思っています、ベジェ曲線の意味すら未だにあんまり理解していませんw
理解してませーんというのは本当に理解してないだけで、やらなきゃいけない事態に陥ったら覚えます。そう、別にそういう機会が無かっただけで、「出来ない」というのとはまた意味が違います。レスポンシブデザインで、フラットデザインで、と言われたら別に出来ます。
そしてこのように「女性を集客する」にしても、言葉だけ見ると「別に出来ない事は無いな?」と思ったので「じゃあやります」と二つ返事で引き受けました。
ただ、もらったのは「自分で決めたドメイン(新規)とサーバー1個」だけです。どう考えても(※僕が思うところの)ブラックハットなSEOなんて出来る状態でもありません。
かといってホワイトハットゥーな集客だって、別に定義がガッチリ決まってるワケでも無く、今は違いますが、元々は自分自身、あまりグイグイ前に出るタイプ じゃなかったのでソーシャル系の集客も苦手でした「これだけの材料で、何を作ろうか?」と2週間くらい色々なサイトを見続けました。
そして行き着いたのが後の「365がぁる」になりますが、WEBメディアです、この時点でアフィリエイトサイト、という概念は棄て、それ以降ずっと勝手に自分で自分のサイトをメディアと呼んでいます。
メディアと言うと、バイラルメディア、キュレーションメディア、オウンドメディアなどがありますが、おそらく僕のサイトはオウンドメディアが一番近いでしょうか、自分ではオウンドメディアを目指しているつもりです。
何故オウンドメディアを選んだのかというのも至極真っ当で、話題の「LIG」さんを見て、「あぁ、こんな事、会社でやったらすげー面白いだろうね」と思っただけです。
LIGさんの凄い所は、社員全員に月1回の「アウトプット」つまり記事の更新が決められていた事ですね。コレには結構衝撃を受けました。
副社長さんの「会社とプライベートの境界線をぶっ壊したらこうなる」みたいな記事も読みました。WEBの世界で8年目の自分にはかなり衝撃でしたし、面白かったです、「うわーおもしれぇー」とWEB界隈の人は結構思ったんじゃないかと思っています。ただ、
そこで、じゃ、自分でもやろうかなと思ったか思わなかったかは別ですが
例えば、同じ会社でも「表に出たがらない人、写真に写りたくないタイプの人」って居るじゃないですか? ウチの会社にもカメラのレンズを向けると光速で瞬間移動して亜空間を開き視界から一瞬で消えるスーパーエンジニアが居ますが、そんな感じの人達まで巻き込んで組織としてオウンドメディア運営に舵取りをして、結果、
オウンドメディアとしては赤字→でも会社のネームバリューは向上→受注も勝手に増えてる→良い人材が集まる→ファンが増える→もっと仕事増える→もっと良い人集まる→組織スゲー強い、名前もみんな知ってる→結局俯瞰すると黒字。
なわけですよね、「あー、これが理想だなー」と思いました。ですがLIGさんと僕の違う所は、
こっちは一人w
という事です。僕がどれだけセンスがあって優秀で個人的に何もかもが優れていても「真正面から戦ってこい」と言われたら絶対無理です。
スポーツで言うとアルゼンチンのメッシだってサッカー経験ある人間から見たらもはやバケモンだけど、一人でサッカーしてるわけじゃないでしょ、一人でオランダとか強豪を倒せるわけないでしょ、と、そういう感じです。
なので、「弱者には弱者の戦い方を」と、常々考えながら、「一人で同じようなパフォーマンスを発揮する方法、アイデアはどうすれば出てくる?」と考えていました。これはホリエモンさんの言葉だったか何だったか忘れましたが、
出来ない理由を考えるより出来る方法を考えろ
これを結構重きに置いていました「どうすれば一人で仕事を楽しめる?」と突き詰め考え続けた結果が「資産」という答えでした。
どうせドメインかて1個しか無いんだから、「自分がやってて面白くて、かつ人(そして自分w)の役に立つ物、後は関西魂でモニター越しに笑いを取れて、資産になる物」を作ろう。
と思っただけです。そしてテーマ、ジャンルの選定に入り、選んだのが「恋愛」でした。理由は「普遍的で一生無くならない概念だから」と言うものすごくシンプルな理由です。
なので僕は一過性のトレンドに乗る事はとても苦手です。
ゲームであったり芸能であったり、時事ニュースもそうですが、WEB上で言うと、それこそ炎上させた り、意図的か偶然かは置いといてバズらせたり、という時流に乗る事は、正直「しんどかった」のでやりたくないと思っていました。
常に最新情報を追い求めアンテナを張り巡らせてないと死んでしまう、そんなのは「しんどい」と思ったからです。なのでこの時はTwitterすらまともに使ってませんでした。
そしてトレンド系は「その時は良い」のですが、「流行り廃り」で消えていく物もありますよね。あれだけ話題になったビリーズブートキャンプを今からやろうって人が居ないのと同じように。
それじゃあ「資産」にならないよね、と思ったんです。この「資産」は会社的に、もそうですし、自分自身として、もそうです。
なぜ「恋愛」に決めたのかというのも簡単でした。
それこそ最初は「無理だろうなどうせ」と思っていたのですが、大手の恋愛WEBメディアをこれも1週間くら いは目を皿にして読み続けました。
ここでもLIGさんとはまた違いますが、結局大手と呼ばれるような恋愛メディアさんは「ネームバリューを持つ著名人のコラム」で成り立っている所が大半だったわけです。なので
あぁ、じゃあ真逆でやってみよう
と言う発想に至ったわけです。これもアイデアはLIGさんが元でしょうね、自分のコーポレートサイトをアホみたいに情報発信ツールにしてみるという他のWEB制作会社と比べたら完全な「差別化」ですよね。
「恋愛なら差別化できるし、無くならないし、一人でも出来そう」ここで「恋愛」というごくありきたりなジャンルが自分にとってはすごく「面白くて魅力的」なジャンルに見えたんです。
当時考えていたのは、これくらいでしょうか。
これでも当たるか当たらないかなんてわかんねーよくらいでサイト制作を始めました。デザインもコーディングも 全て自分です、この辺は僕はWEB寄りの人間なのでアフィリエイターさんなら、シリウスや権威とかSTINGER、その手の有名なテンプレートを使うので しょう。
ですが僕はなんとなく「自分が書いたソースじゃないと信用出来ない」のと、「後々テンプレートのせいだ、と八つ当たりしたくない」タイプだったので全部イチから制作しました。
そしてやっと「365がぁる」の土台になるサイトが出来たのです、まずはデザインが。その時ですが実はサイト名は「365がぁる」じゃありませんでした、「まゆつば」という意味不明なサイト名でした。
やっぱこうブランド価値と言うか、ネームバリューが上がった時に検索しやすくてかつ競合が検索結果上に居ないように、と考えていました。
ので、「カラパイア」さんとか「オモコロ」さんあたりを目指して、悪気は全くなかったのですが「さすがShinnoji!キモーイ!wwwwwwww」と職場の女性陣から大バッシングを浴びた為、「365がぁる」に落ち着きました。
ここで「365」と自分に縛りを付けました。怠け者なので、すぐに楽しようとするもんで「365」とついていれば「毎日更新しないと怒られる」と謎のルール を作りました。上司に怒られるかGoogleに怒られるかは別としてですがw
で、先ほど挙げた、自分で練った戦略の通りに運用してみたら、
半年で月間100万PVを軽く越えてしまった
という事実だけが残りました。
この時は上司も同僚も、ぶっちゃけ半分僕も「すごいのかどうなのか謎」と言う所でしたが、元々あった「Applision」 が、当時で既に1,000記事以上入っているのに月間6万PV弱だった(現在ようやく月間50万弱、アプリ系はよく分かりませんが成長はしました)のに比べると、1日1記事更新で半年だから200記事も無いんです、それが100万PVだからさすがに比較されるわけです。
で、とりあえず当初の「女性の集客」の目的が果たせてホッとしていたんです。そこで、
ホッとしてたらマネタイズまで出来てしまった
のがぶっちゃけです。色々な所から広告掲載の依頼をもらい、あれよあれよと収益が月7ケタになってしまいました。そして会社内で知らない間に事業化されて、今も一人でせっせと事業としてやっています。
ここで人間「あ、これ家で一人でやったら月収7ケタ以上じゃん、会社なんか辞めて専業やろう」の人が最も多いパターンではないか、と思います。
ですが残念ながら僕は違うタイプでした。もし、勤めているのが以前の様な超スーパーブラック企業だったらそう考えたかもしれませんが、今の職場はなんやかんやイジられながらもとても気に入っていて、ことスキルに関して言えばデザインやグラフィックではとんでもない才能を持ってる人がぽつぽつ居るんです。
(優秀なのに埋もれながら)
だから優秀な人と一緒に仕事がしたかった僕にはこの結果を出せて、すごく嬉しかったのです。だから今の所は自分から会社を辞めるつもりは無いです。
で、 後に「あんりあ」を立ち上げました。「365がぁる」では「一緒にコンテンツにすると絶対おかしくなる」と直談判して、結果も出てたので反対意見もゼロですごくやりやすくなりました。キミたち、「まゆつば」の時ボロクソ言ったのに「あんりあ」は何も言わないのかよwwww とは思いましたが。
かといってでも、「じゃあ仕事が終わってからアフィリやればもっと儲かるじゃん?」という疑問符が落ちますよね、ごめんなさい、その通りです。今までのShinnojiのこの行動パターンからまた、
めんどいんですw
とか言うと思ったかもしれませんが実は違います。僕の場合は少し特殊ではありますが、
プライベートではバリバリのフロントエンジニアとして仕事しています
はい、つまりサイトを作ってます。普通に。マジで普通です。ですが経緯は説明できませんがクライアントが大きく、かつ信用されている。くらいです。
そして最近はその仕事も一人じゃ時間が足らなくなり、20歳の頃から付き合いのある元ブラック企業時代、僕の腹心で実質右腕として活躍してくれたWEBデザイナーを起用したり(これは今度書きます)、才能埋もれてる人と時間を共有したり、する事に力を注いでいます。それが2~3年後、どういう形になっているのかは分かりませんが、
今よりは確実に楽しくて、今よりも良いお給料は貰えてるだろうw
と思っています。なのでアフィリエイターでは無いのですがアフィリエイターのような感じで動き、考えるので、専業アフィリエイターの人ははっきり言って尊敬しています。Twitterでフォローさせていただいているお歴々の方は特にですw
で、CSSNiteなど、僕は表に出たくないので出ないだけですが、DMでも良いからはっきり言って腹割って話してみたいなーと思ってる人は何人も居ますw
理由ですか? 面白そうだからに決まってるじゃないですか|ω・`)
これがShinnojiがアフィリエイトを敢えてやらない理由です。
ですが、僕はセルフコンサルとかマルチとかうさんくさい系以外のアフィリエイトは大好きです。自分で考え自分でアクションし自分で稼ぐ、ペナルティを喰らっても試行錯誤する、それは本来戦う人間の姿そのものだと思っています。
戦場が違うだけで、僕も毎日戦っているつもりです。
何と戦ってるかは分かりませんが、戦った分結果は返ってきています。
後は戦い方を知らないのにアフィリをヤジったり、プロブロガー()とか名乗りだしたり、そういう人らが合いません、なので僕は「勝てない戦はしない」を常に心に置いていますので「勝てそう」なら戦いますので
首洗って待っとけ、どアホ共。
※(大好きな芥川賞受賞作家、吉村萬壱先生の「ボラード病」に感化されたオチなのでネタです。なんとTwitterでご本人が声をかけてくれて、お話出来ました。僕にとっては夢のような時間でした、ありがとうございます)
そして「あんりあ」と言う不倫や浮気、女性のいけない部分について触れるこの2メディア。にプラスして、元々僕が入社する前から運営だけされていて何のマネタイズも出来ていなかった「Applision」という媒体も今は僕の運営下にあります。
悲しきかなこの3つのメディア運営、運用のすべてを前回の記事で言ったように事務所の端っこで一人で黙々とやっている状態です。
しかも、これもすべて元々実はマネタイズするなんて予定は無かったのです。ただ会社の方針で「女性の集客をしたい」と言う要望を受け、「なんとなく会社内でSEOを一番理解してる」と思われていた僕にその任が与えられただけの話でした。
でも僕自身、今まで色々なサイトを制作してきましたが、「女性に特化したサイト」と言うのは初めてで、ちょうど去年の今頃でしょうか。
まず自分自身男やし、どこから考えたら良いかわかんねえw
と言うのがぶっちゃけた所でした。もちろんアフィリエイトやSEO自体は好きなので日頃から情報収集は常にしていたのですが、やっぱり女性となると「美容/エイジングケア」「ダイエット」「酵素」「バストアップ」「婚活」「ナイトジョブ系」「BL/TL」etc...。
このような様々なニーズがあるわけですが、見ての通り全部激戦ジャンル、レッドオーシャンですよね。また後々に「アダルトグッズは女性の方がネットで買う」とか、そういう知らないニーズもありましたね。
こんな所に後発で参入するなんてナンセンス過ぎる
と当時は思っていました。それこそ横山三国志ではありませんが「猪武者」も良い所です。
そして時々Twitterでつぶやきますが、今でこそこうやってメディア運営をして飯を食っている自分ですが、僕は今まで覚えてきた現場で使う言語やツールなどは、全部独学です。
HTML/CSS/JavaScript(JQuery)/SEO/FLASH/PHP/MySQL/WordPress/PhotoShop/Word/Excel ...まだあるかもしれませんが、とりあえずWEBに関する知識は全部独学です。
ちなみにMovableTypeとIllustratorは個人的に滅茶苦茶苦手です。イラレなんて消えてなくれwwwwwwwといつも思っています、ベジェ曲線の意味すら未だにあんまり理解していませんw
理解してませーんというのは本当に理解してないだけで、やらなきゃいけない事態に陥ったら覚えます。そう、別にそういう機会が無かっただけで、「出来ない」というのとはまた意味が違います。レスポンシブデザインで、フラットデザインで、と言われたら別に出来ます。
そしてこのように「女性を集客する」にしても、言葉だけ見ると「別に出来ない事は無いな?」と思ったので「じゃあやります」と二つ返事で引き受けました。
ただ、もらったのは「自分で決めたドメイン(新規)とサーバー1個」だけです。どう考えても(※僕が思うところの)ブラックハットなSEOなんて出来る状態でもありません。
かといってホワイトハットゥーな集客だって、別に定義がガッチリ決まってるワケでも無く、今は違いますが、元々は自分自身、あまりグイグイ前に出るタイプ じゃなかったのでソーシャル系の集客も苦手でした「これだけの材料で、何を作ろうか?」と2週間くらい色々なサイトを見続けました。
そして行き着いたのが後の「365がぁる」になりますが、WEBメディアです、この時点でアフィリエイトサイト、という概念は棄て、それ以降ずっと勝手に自分で自分のサイトをメディアと呼んでいます。
メディアと言うと、バイラルメディア、キュレーションメディア、オウンドメディアなどがありますが、おそらく僕のサイトはオウンドメディアが一番近いでしょうか、自分ではオウンドメディアを目指しているつもりです。
何故オウンドメディアを選んだのかというのも至極真っ当で、話題の「LIG」さんを見て、「あぁ、こんな事、会社でやったらすげー面白いだろうね」と思っただけです。
LIGさんの凄い所は、社員全員に月1回の「アウトプット」つまり記事の更新が決められていた事ですね。コレには結構衝撃を受けました。
副社長さんの「会社とプライベートの境界線をぶっ壊したらこうなる」みたいな記事も読みました。WEBの世界で8年目の自分にはかなり衝撃でしたし、面白かったです、「うわーおもしれぇー」とWEB界隈の人は結構思ったんじゃないかと思っています。ただ、
そこで、じゃ、自分でもやろうかなと思ったか思わなかったかは別ですが
例えば、同じ会社でも「表に出たがらない人、写真に写りたくないタイプの人」って居るじゃないですか? ウチの会社にもカメラのレンズを向けると光速で瞬間移動して亜空間を開き視界から一瞬で消えるスーパーエンジニアが居ますが、そんな感じの人達まで巻き込んで組織としてオウンドメディア運営に舵取りをして、結果、
オウンドメディアとしては赤字→でも会社のネームバリューは向上→受注も勝手に増えてる→良い人材が集まる→ファンが増える→もっと仕事増える→もっと良い人集まる→組織スゲー強い、名前もみんな知ってる→結局俯瞰すると黒字。
なわけですよね、「あー、これが理想だなー」と思いました。ですがLIGさんと僕の違う所は、
こっちは一人w
という事です。僕がどれだけセンスがあって優秀で個人的に何もかもが優れていても「真正面から戦ってこい」と言われたら絶対無理です。
スポーツで言うとアルゼンチンのメッシだってサッカー経験ある人間から見たらもはやバケモンだけど、一人でサッカーしてるわけじゃないでしょ、一人でオランダとか強豪を倒せるわけないでしょ、と、そういう感じです。
なので、「弱者には弱者の戦い方を」と、常々考えながら、「一人で同じようなパフォーマンスを発揮する方法、アイデアはどうすれば出てくる?」と考えていました。これはホリエモンさんの言葉だったか何だったか忘れましたが、
出来ない理由を考えるより出来る方法を考えろ
これを結構重きに置いていました「どうすれば一人で仕事を楽しめる?」と突き詰め考え続けた結果が「資産」という答えでした。
どうせドメインかて1個しか無いんだから、「自分がやってて面白くて、かつ人(そして自分w)の役に立つ物、後は関西魂でモニター越しに笑いを取れて、資産になる物」を作ろう。
と思っただけです。そしてテーマ、ジャンルの選定に入り、選んだのが「恋愛」でした。理由は「普遍的で一生無くならない概念だから」と言うものすごくシンプルな理由です。
なので僕は一過性のトレンドに乗る事はとても苦手です。
ゲームであったり芸能であったり、時事ニュースもそうですが、WEB上で言うと、それこそ炎上させた り、意図的か偶然かは置いといてバズらせたり、という時流に乗る事は、正直「しんどかった」のでやりたくないと思っていました。
常に最新情報を追い求めアンテナを張り巡らせてないと死んでしまう、そんなのは「しんどい」と思ったからです。なのでこの時はTwitterすらまともに使ってませんでした。
そしてトレンド系は「その時は良い」のですが、「流行り廃り」で消えていく物もありますよね。あれだけ話題になったビリーズブートキャンプを今からやろうって人が居ないのと同じように。
それじゃあ「資産」にならないよね、と思ったんです。この「資産」は会社的に、もそうですし、自分自身として、もそうです。
なぜ「恋愛」に決めたのかというのも簡単でした。
それこそ最初は「無理だろうなどうせ」と思っていたのですが、大手の恋愛WEBメディアをこれも1週間くら いは目を皿にして読み続けました。
ここでもLIGさんとはまた違いますが、結局大手と呼ばれるような恋愛メディアさんは「ネームバリューを持つ著名人のコラム」で成り立っている所が大半だったわけです。なので
あぁ、じゃあ真逆でやってみよう
と言う発想に至ったわけです。これもアイデアはLIGさんが元でしょうね、自分のコーポレートサイトをアホみたいに情報発信ツールにしてみるという他のWEB制作会社と比べたら完全な「差別化」ですよね。
「恋愛なら差別化できるし、無くならないし、一人でも出来そう」ここで「恋愛」というごくありきたりなジャンルが自分にとってはすごく「面白くて魅力的」なジャンルに見えたんです。
- まず大手が女性の著名人ばっかだから男がやってみる
- しかも一人でやってみる
- しかも恋愛経験ゼロ
- ネームバリューゼロ
- なのでド素人目線→(後に逆にこれがユーザー目線だったと気づく)
- 競合が絶対にやらない「アホな事」をやる(差別化)
- 笑いを取る
- やるからには全力でユーザーの為と自分の為を考える
当時考えていたのは、これくらいでしょうか。
これでも当たるか当たらないかなんてわかんねーよくらいでサイト制作を始めました。デザインもコーディングも 全て自分です、この辺は僕はWEB寄りの人間なのでアフィリエイターさんなら、シリウスや権威とかSTINGER、その手の有名なテンプレートを使うので しょう。
ですが僕はなんとなく「自分が書いたソースじゃないと信用出来ない」のと、「後々テンプレートのせいだ、と八つ当たりしたくない」タイプだったので全部イチから制作しました。
そしてやっと「365がぁる」の土台になるサイトが出来たのです、まずはデザインが。その時ですが実はサイト名は「365がぁる」じゃありませんでした、「まゆつば」という意味不明なサイト名でした。
やっぱこうブランド価値と言うか、ネームバリューが上がった時に検索しやすくてかつ競合が検索結果上に居ないように、と考えていました。
ので、「カラパイア」さんとか「オモコロ」さんあたりを目指して、悪気は全くなかったのですが「さすがShinnoji!キモーイ!wwwwwwww」と職場の女性陣から大バッシングを浴びた為、「365がぁる」に落ち着きました。
ここで「365」と自分に縛りを付けました。怠け者なので、すぐに楽しようとするもんで「365」とついていれば「毎日更新しないと怒られる」と謎のルール を作りました。上司に怒られるかGoogleに怒られるかは別としてですがw
で、先ほど挙げた、自分で練った戦略の通りに運用してみたら、
半年で月間100万PVを軽く越えてしまった
という事実だけが残りました。
この時は上司も同僚も、ぶっちゃけ半分僕も「すごいのかどうなのか謎」と言う所でしたが、元々あった「Applision」 が、当時で既に1,000記事以上入っているのに月間6万PV弱だった(現在ようやく月間50万弱、アプリ系はよく分かりませんが成長はしました)のに比べると、1日1記事更新で半年だから200記事も無いんです、それが100万PVだからさすがに比較されるわけです。
で、とりあえず当初の「女性の集客」の目的が果たせてホッとしていたんです。そこで、
ホッとしてたらマネタイズまで出来てしまった
のがぶっちゃけです。色々な所から広告掲載の依頼をもらい、あれよあれよと収益が月7ケタになってしまいました。そして会社内で知らない間に事業化されて、今も一人でせっせと事業としてやっています。
ここで人間「あ、これ家で一人でやったら月収7ケタ以上じゃん、会社なんか辞めて専業やろう」の人が最も多いパターンではないか、と思います。
ですが残念ながら僕は違うタイプでした。もし、勤めているのが以前の様な超スーパーブラック企業だったらそう考えたかもしれませんが、今の職場はなんやかんやイジられながらもとても気に入っていて、ことスキルに関して言えばデザインやグラフィックではとんでもない才能を持ってる人がぽつぽつ居るんです。
(優秀なのに埋もれながら)
だから優秀な人と一緒に仕事がしたかった僕にはこの結果を出せて、すごく嬉しかったのです。だから今の所は自分から会社を辞めるつもりは無いです。
で、 後に「あんりあ」を立ち上げました。「365がぁる」では「一緒にコンテンツにすると絶対おかしくなる」と直談判して、結果も出てたので反対意見もゼロですごくやりやすくなりました。キミたち、「まゆつば」の時ボロクソ言ったのに「あんりあ」は何も言わないのかよwwww とは思いましたが。
かといってでも、「じゃあ仕事が終わってからアフィリやればもっと儲かるじゃん?」という疑問符が落ちますよね、ごめんなさい、その通りです。今までのShinnojiのこの行動パターンからまた、
めんどいんですw
とか言うと思ったかもしれませんが実は違います。僕の場合は少し特殊ではありますが、
プライベートではバリバリのフロントエンジニアとして仕事しています
はい、つまりサイトを作ってます。普通に。マジで普通です。ですが経緯は説明できませんがクライアントが大きく、かつ信用されている。くらいです。
そして最近はその仕事も一人じゃ時間が足らなくなり、20歳の頃から付き合いのある元ブラック企業時代、僕の腹心で実質右腕として活躍してくれたWEBデザイナーを起用したり(これは今度書きます)、才能埋もれてる人と時間を共有したり、する事に力を注いでいます。それが2~3年後、どういう形になっているのかは分かりませんが、
今よりは確実に楽しくて、今よりも良いお給料は貰えてるだろうw
と思っています。なのでアフィリエイターでは無いのですがアフィリエイターのような感じで動き、考えるので、専業アフィリエイターの人ははっきり言って尊敬しています。Twitterでフォローさせていただいているお歴々の方は特にですw
で、CSSNiteなど、僕は表に出たくないので出ないだけですが、DMでも良いからはっきり言って腹割って話してみたいなーと思ってる人は何人も居ますw
理由ですか? 面白そうだからに決まってるじゃないですか|ω・`)
これがShinnojiがアフィリエイトを敢えてやらない理由です。
ですが、僕はセルフコンサルとかマルチとかうさんくさい系以外のアフィリエイトは大好きです。自分で考え自分でアクションし自分で稼ぐ、ペナルティを喰らっても試行錯誤する、それは本来戦う人間の姿そのものだと思っています。
戦場が違うだけで、僕も毎日戦っているつもりです。
何と戦ってるかは分かりませんが、戦った分結果は返ってきています。
後は戦い方を知らないのにアフィリをヤジったり、プロブロガー()とか名乗りだしたり、そういう人らが合いません、なので僕は「勝てない戦はしない」を常に心に置いていますので「勝てそう」なら戦いますので
首洗って待っとけ、どアホ共。
※(大好きな芥川賞受賞作家、吉村萬壱先生の「ボラード病」に感化されたオチなのでネタです。なんとTwitterでご本人が声をかけてくれて、お話出来ました。僕にとっては夢のような時間でした、ありがとうございます)