おはこんにちは、浪速の恋愛ヘヴィメタラーShinnojiです。

毎日カステラ(クローン病でも概ね食べても大丈夫なお菓子)と野菜ジュースを買う為に、ローソンに寄るのですが、ご家族で経営されていて「最近見なかったけどどうしてたの?」とおそらくお母さんである女性店員さんに言われ、病気で入院していた旨を伝えたのですが、そこからどんな噂が広まったか知りませんが、アルバイトの青年くんから「いやぁ、タバコ辞めはったって聞いたんスけど、どうやったんですか?」と聞かれ「気合とキョンシー」とか言いながら遊んでいる私です。

月末は僕が運用しているメディアサイトの広告運用が一番忙しくなる日で、1月末もほぼその切替や入稿の確認に追われていました。ただ一年を通して大分、収益も安定しましたし、過去最高に近いパフォーマンスを提供してくれました。

収益に関しては今月も来月も7桁は決定しています。
アクセスも今後、物理的なリソースの増加に伴い増えると思いますし、見通しは順調。ですが気を抜かず、フルリニューアルで「365がぁる」をまずはWEB上でもっと大きなメディアに出来ればと奮闘しております。

自分がアフィリエイターだったらここから利益のいくらかを資産運用に回したり、何をするも自由だと思うのですが、僕の場合は能力的に必要だと思われたら会議に引っ張りだされたりしている感じです。

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で、 僕のTwitterを見てくれている方なら、何度か目にした方も居るかもしれませんが、僕は以前から、漫画「乙嫁語り」を大人買いしたいと思っていてずーっとできていなかったのですが、ようやく昨日本屋に行ってきたのですが、結果、写真のような感じになってしまいました。

「乱と灰色の世界」が入っていますね、理由は前の記事の後輩ちゃんになるのですが。「乙嫁語り」は元々、伊藤計劃先生を通じて仲良くなった前任デザイナーさんから。

そして僕は僕で「くじらの子らは砂上に歌う」を「クレイモア -CLAYMORE-」が完結したので、(テレサとクレアのラストシーンは堪りませんでしたTT)前から気になっていたので買って、読んでいます(何か最近は店頭での推され方も凄くなってきて、超面白いです。 オススメ!)

そして「屍者の帝国」は長編小説ですがこれは想定外で、伊藤計劃先生の遺作で、円城塔先生が引き継いで完結させた作品なのですが、まさかコレも映画化すると思ってなかったので、早く読まないとと思い買ったのです。通勤電車の中は当分、スワロウテイルシリーズを休止してこちらに なるでしょう( ´_ゝ`)で、何でこうなったのかと言うと、

今の相手の感性、感覚を理解する為です。

今月入社予定の自分の後輩ちゃんは元々、僕がOzzy Osbourneが大好きなのと同じく、Marilyn Mansonが好きという少し変わった癖があります。

この辺りは似ているので自分の根幹にあるモノとして理解出来る同じ属性の人間なわけですが、5年ほど同じ場所で仕事をしてきましたが、今月も1~2年間を明けまたそうなるわけです。

そこで「根幹は解ってるので、今はどんな物が好きなの か」という事にフォーカスを充てる事で、より相手を理解しやすくなり、結果コミュニケーションが円滑になるからです。

少なくとも前任のデザイナーさんが伊 藤計劃先生の「ハーモニー」ではなく、「リアル鬼ごっこ」が大好きなんですと言われていたら、自分はおそらくそこから話を前に進める勇気は無かったです。

これは後輩ちゃんと僕のやりとりを見ている人からは良く「仲が良い」と言われますが、ぶっちゃけると好きなモノの趣味はかなり違います。

本当に二人とも共通 して好きなのは何かと言われてパッと思いつくのは「銀牙伝説シリーズ」くらいです。それでも「どのキャラ(犬ですけどw)が一番好きか」みたいな話題にな ると向こうは「マーダーS(スナイパー)ですね」と言い、「頭おかしいんか! 赤虎やろ!」と戦争状態になります。

なので、二人で本屋等に行くと意見が対立しまくるのです。「あぁ~コレめっちゃおもろいし、絵も描写も良いよ!」と僕が勧めると「え~、なんか違いますね~」となり、逆に彼女 が「私はコレコレ!コレなんです!」と言われると今度は僕が「う~ん、分かる、お前ならそうやって言うの分かるけど、う~ん、ぇ~?」とかが日常茶飯事で す。

相手のことをよく知らないのに一緒に仕事をして良い成果を出せと言われても自分は出来ません。

なので、何かしら相手 が何が好きで、どうしてそれが好きで、どういう視点を持っているのかが共有出来ていなければ、楽しく仕事が出来ずただ毎日同じことの繰り返しのようになり面白くない日々を過ごす事になると思っています。

逆に少しでもそういった事が共有できていれば、本人が知らないところで自分が情報を先に目にして「あ、何 かこういうのあるけど、知ってる?」とかいうコミュニケーションも実際に起きるんです。

Ozzy OsbourneとMarilyn Mansonを互いに崇拝しているのはもう解りきっている状態なので、後はすり合わせだけすれば良いのです、なので今回は本屋に行った時、「私は乙嫁語り じゃなくてこっちなんですよ」と勧められたのが「乱と灰色の世界」だったわけで、買って読んでいるわけです。

すると「あぁ、確かにこのシーン好きやわなw」とかが勝手に見えてくるので、相手の事がより鮮明に見えて、仕事や会話に弾みが出て、楽しくなるのです。互いにしんどい作業をしていたとしても「やらされている感」が無くなる感じですね。

向こうもどう思っているか知りませんが、僕が「乱と灰色の世界」を読んでいるのを知り(まだ1巻ですけどw)、僕が今読んでいる「くじらの子らは砂上に歌う」を読んでいます。

これがお互いにスッと出来るのはもう信用とか信頼のレベルなのでどれだけ今まで本気で向き合って仕事をしてきたかに尽きるのですが、こうなると少なくともコミュニケーションが噛み合わずスベる事はほぼ無くなります。

相 手を理解しようとする時しない時、というのはこういうモノじゃないかと思うのです。今日書いたのは、お互いに「相手を理解しようとする時」のパターンですね。では「相手を理解しようとしない時」と言うのはどんな場合か、それは「理解してもあんまり意味ないな」と思った時だと思っています。

相容れない、タイプが合わない、何度言っても伝わらない、自分の世界に篭って出る気が無い、こんな経験は誰しも大なり小なりあるかと思いますが、自分の場合はもう途中から疲れて「あ、もうじゃ興味無いんならこっちでやるから良いよ」となるわけです。

何 故「乱と灰色の世界」をそんなに僕に強く勧めたのか、それはそりゃ「僕が読めば面白いし、読んだ感想を聞きたい」と無意識で思っているからでしょう。

赤の他人にいきなり「良いっすよこれ」って勧めても「誰?」てなっちゃいますもんね。無意識にソレを薦めている行為それ自体が「あ、コレを読めば今の感覚値が 分かるんだね」と自分は見ていて分かるのです。

で実際、感想は? と言うと「来週末に2巻買いに行くからオチ言うなよ」です( ´_ゝ`)