さて、僕は厚生省が難病指定しているクローン病患者です、飲みに誘われた所が串カツ屋だったりした時は「あ、完全に忘れられてるｗｗ」とか思っていますが、僕は禁煙 + 大好きな珈琲も休日のみにした事で、普通ならば栄養剤の併用がマストなこの病気。

栄養剤、名称は「エレンタール」と言いまして、天下のAJINOMOTO が製造しているのですが死ぬほど不味いと評判です。皆さん、AJINOMOTOに矛先を向けるのはやめましょう。それくらいなら速く特効薬できないかなとお祈りしていたほうがマシです。ですがこの「エレンタール」その余りにも酷い不味さの為に「フレーバー」なるものがございまして、これで色々と味付けが出来るんですよ～。

と、知ってたんなら早く出せよとブチギレかけた冬の日です。

とりあえず覚えている限りで言えば、コーヒー味、ヨーグルト味、りんご味、梅味、パイナップル味、コンソメ味、と、すいません自分が覚えているのはコレくらいですが中々のバリエーションです。

ですがコーヒー味を飲んだ瞬間にゲロったのを覚えています。
アレをコーヒーと言うのかと今でも味を想像するだけで吐き気に襲われるレベル、恐るべしコーヒーフレーバー。

Shinnojiさんの最終的なオススメは、ヨーグルト味です。パイナップル味は甘すぎ、なら和なら良いのではと手を伸ばした梅味は単純に不味くて気持ち悪い、コンソメ味なんて想像しただけで倒れそうだったので手も出せませんでした。

で、入院生活中の僕はとりあえず、ゼリーにしてフレーバーはヨーグルト味を半分、でなんとかやっておりました。はい、きっちり2日後くらいに「実はゼリーにできる！ すると容量が半分になるが栄養は同じだ！」と革命的なニュースを引っさげて来てくれたのですが

あるんなら早く持ってこいry

ハイ、これくらいのレベルで不味いですｗ

ですので僕としては今の状態（栄養剤なし）を死んでも維持したいのでうどん中心の生活でも構わないんです。そして、今日は100万回嫌がったのですがそのクローン病のせいで大腸カメラの検査の日でした。

もちろん会社には前もって言ってあるのでそこは問題無いのですが、入院時には悶絶してのた打ち回りコレに比べれば胃カメラなんて100倍マシだよと思うくらいのトラウマレベルです。

っていうかこれ入院せず外来でどうやるんだろう？ と思いつつ昨日は不安になりながらも21時きっかりに飲めと予め渡されている下剤を服用して寝ました。この下剤たまに効かない人居るんだよねってよく入院中ナースさんが笑い話をしていたのを思い出しますが、ごめんなさい、それ僕です。

昔バリウムやった時、同じの飲んで全く出ないもんだから牛乳1本一気飲みしてわざと腹壊してやったよ！

で、今日です。朝の9時には病院にINしています、ぶっちゃけ出勤より早いから眠いんですけどとか思いながら。
で、実際にカメラでの検査の前に腸内洗浄をしなければなりません、ですので、検査は13時です。ここで僕、オッサンA、オッサンBが並んでいました。

下剤で腸内洗浄バトルの開始です。

入院時代にある程度勝手を覚えていた僕が先手を取ります。

ここで飲まされる液状の下剤自体はそんなに不味くないです。何で梅味にこだわるのかは謎ですが梅っぽい味がします。ですがこれは飲んだ後にお茶とかも一緒に飲むので全然問題ないかと思います。
オッサンAとオッサンBはなんかとても良い人で、ワイワイと良い年した大人が三人で下剤を飲みながら談笑していました。

さっそくキはじめたので、トイレに行ったり来たりが始まります。
何回トイレに行ったかを記録させられるのですが、これは僕のペースで普通なのですがまあ10回くらいは行くんですね。んでオッサンBも頑張ってまして7回くらい行っていたと思います。

そして僕は午後から地獄の検査に一番乗りさせられました。
ですが、治療が功を奏しているようで、入院中のように死ぬほどの激痛というわけではありませんでし た（それでも一番嫌だけど）し「経過も良いし、今までズタボロだったのがこんだけ綺麗になってるから多分太るよ」って言われました。「え？ ずっとTOP（学年中体重最軽記録保持者）走ってたのに太れるの！？」と意外な朗報です。

そんな感じで戻り、無事に検査終了したのですが、戻るとまだ僕の半分以下というオッサンAの便意のスピードが遅すぎて吹き出しました。

すげー良い人だったけど、いやいや、お腹もすげータフだな、何が悪くて診てもらうんだろうとずっと思ってました( ´_ゝ`)

あ、あと全然関係ないですけどさる3/1（日）梅田Noon+Cafe「METALNIGHT」参戦します。Opeth着て鉄板系で走り回ってたら私です。よろしくお願いいたします。